2009年4月26日 (日)

鼻音を伴う母音(-nと-ng)

鼻音を伴う母音(-nと-ng)
今回も模範音声がついた録音できるPDFです。今回のPDFは3ページあります。1ページ目はPDFの使い方、2ページ目は鼻音を伴う母音の一覧表です。ここで1つ1つ模範音声を聞いてみましょう。3ページ目は-nと-ngでペアになっているものをペアごとに聞きます。nとngの違いだけでなく、その直前の母音の音色の違いに注意しましょう。2ページ目、3ページ目とも模範音声を聞いた後で、自分の声を録音してみてください。

2007年12月29日 (土)

1月号補充練習問題その3

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1月9日は『中国語ジャーナル』2008年2月号の発売です。2月号のテーマは、iou、uei、uenに関するつづりの規則です。それぞれ子音と結びつかず、母音だけで音節になるときには、you、wei、wenとつづるというお話は5月号でしました。実はこの3つは子音と結びつくときにもつづりの規則があるのです。

では『中国語ジャーナル』2008年2月号の予告はこちらへ。「次号予告」をクリックすると2月号の予告が見られます。

2007年12月22日 (土)

1月号補充練習問題その2

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nとngの聞き分けの問題が続いてめげている方もいらっしゃると思います。勝負は最後のnとngだけで決まるのではありません。その手前の母音の音色も後ろがnかngかによって異なっています。母音の音色の違いにも注意するとよいでしょう。

また発音する際にも単にnとngの違いを言い分けただけでは、中国語を母語とする人でも聞き間違えることがあるそうです。中国語話者にとっても鼻音の前の母音の音色の違いが大切ということですね。

日本語話者の場合、nとngをしっかり区別して発音するには、nの発音の方を意識するとうまくいくことが多いようです。nでは舌の先を上の前歯の裏にしっかりつけるように気をつけましょう。例えば、ian(yan)を「イアン」と発音してしまう人がいますが、nでしっかり舌の先を上の前歯の裏につけようとすると、その手前のaの口の開きは自然に狭くなって「ア」にはならないと思います。

2007年12月15日 (土)

1月号補充練習問題その1

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『中国語ジャーナル』1月号の誌面に載っている鼻音を伴う母音の表と、今回の補充問題の表が異なっているのにお気づきになったと思います。誌面の方は拼音のつづりを優先した表でしたが、補充練習問題は音韻体系を考慮した表になっているからです。実は鼻音を伴う母音には整然とした体系があります。

an ang en engの前にiがつくと、
ian iang ien ieng
となります。
ienとiengというつづりは拼音の中にはありませんが、実はien=in、ieng=ingなのです。inの方はienのeはほとんど聞こえませんが、ingの方はゆっくり発音してもらうと、iengのeがちゃんと聞こえます。

an ang en engの前にuがつくと、
uan uang uen ueng
となります。但し、uenとuengは前に子音がつくかどうかで少し音が変わってきます。拼音はそれを反映して、
uenは子音+unと子音がつかないwen
uengは子音+ongと子音がつかないweng
というつづりになっています。

an ang en engの前にüがつくと、
üan üen üeng
となります。üenとüengというつづりは拼音の中にはありませんが、実はüen=ün、üeng=iongなのです。
üangという音はありません。üanだけがnとngでペアになる相手がいないということになります。

2007年12月 8日 (土)

中国語ジャーナル1月号発売!

『中国語ジャーナル』1月号の「ネットでGet!ピンイン聞き分けトレーニング」のテーマは鼻音を伴う母音です。

中国語を母語とする人はanとangを別物として聞き分けますが、日本語を母語とする人にとっては両方とも「アン」に聞こえます。日本語話者の耳はnとngを別の音として聞き分けるようにはなっていないのです。かと言って日本語の「ン」は一様の音かというとそうではありません。私は大阪人ですので大阪の地名で例を出してみましょう。

天王寺(てんのうじ)
関空(かんくう)#関西国際空港の略称
難波(なんば)

それぞれ「ん」のところで舌や唇がどうなっているか意識してみてください。
「てんのうじ」の「ん」の時に舌の先が上の前歯の裏についていませんか? ついてますね。
「かんくう」の「ん」の時には舌の先は上の前歯の裏についていませんね?
「なんば」の「ん」の時は上唇と下唇がくっついていませんか?

実際には音の出し方は違うのですが、普段日本語話者はそれを意識しません。nはどうやって出すのか、ngはどうやってだすのか、日本語の音を使った練習方法を『中国語ジャーナル』の誌面で紹介しています。もちろん聞き分け練習も載っています。