3月号補充練習問題その2
教室で先生にian(yan)は「イアン」と読んではいけないと何度も注意され、「拼音のつづりから想像したらそうしか読めないのに。拼音のつづりが悪い!」と憤慨された方もいるのではないでしょうか。ian(yan)のaは実際には日本語の「エ」に近い音ですから、そう思われるのも無理もないと思います。
しかし、2008年3月号のもう一つのテーマである儿化で紹介した“一点儿”の例を『中国語ジャーナル』付属CDで聞いてみて下さい。
“一点”と儿化していない時のianのaは「エ」ですが、“一点儿”と儿化した時のianのaはどうでしょう?
儿化の舌のそり上げをスムーズに行うために、儿化の直前の音には大なり小なり変化があります。儿化の直前の音がnの場合はnの発音は脱落します。n(舌の先を前の歯の裏につける音)を脱落させないと舌のそり上げができないからです。nが脱落するとaはちゃんとつづりの通りの音です。